青 山 裕 企
二十歳の頃、写真をはじめた時の
初な気持ちを、僕は忘れない。

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写真をはじめた時の初(うぶ)な気持ちを、忘れそうになることがある。
人を撮るときのドキドキワクワクする、あの感じ。
人を跳ばせたときの、とにかく笑っちゃう、あれ。
何ごとも、慣れていく。上手くなっていく。大人になるって、そうゆうこと。
悪くない、悪くないんだけれど、そのまま慣れてっちゃって、いいんだっけ?
成熟した今、テーマがないと、撮れなくなってしまう自分がいた。
ただ楽しくて撮っていて、何が悪いんだっけ?
二十歳の頃、自転車の旅の道中で、写真をはじめた。
目に見える世界がすべて、輝いて見えたんだ。
そんな初(うぶ)な気持ちが、たまらなく、羨ましく感じることがある。
だから、僕は忘れない。テーマなんて、どうだっていい。
ただただ、楽しく、笑っちゃう、あれを撮りたいんだ。
それで、いいんだよ。なぁ。


出版レーベル 「UBU」 写真集刊行記念展

2026年6月23日(火)〜29日(月)
開廊時間    13:00〜19:00
入 場 無 料

写 真 集
「少女礼讃 Bootleg ◯」
「父を跳ばせて ソラリーマン二十年史 2006-2025」

YUKAI HANDS GALLERY
112-0014 文京区関口1-30-9

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